差がつく グルメカタログ-お取り寄せ編- “美味しい”お取り寄せ vol.6

2022.07.26

水餃子をお取り寄せ。

フードライターの藤井存希 (ふじい あき) です。
飲食店取材とともに、私のライフワークの一つとなっているのが、“美味しい”のお取り寄せ。
雑誌の連載に加え、百貨店の食品カタログも担当しているので、全国の“美味しい”情報がいち早く届き、お仕事だけでも毎月100点以上の撮影をしています。 (厳密にいうと、撮影はカメラマンが行い、私は試食しているだけですが…笑)
meeth ポータルサイトでは、「美」×「食」に関心の高い皆さんへ、美食のお取り寄せ・手土産情報をお伝えしていくので、気になるものがあったらぜひご賞味を。

今回は、“茹でるだけ”でおいしい水餃子のお取り寄せをご紹介します。
この1、2年、自宅で友人をもてなす機会が増えたという方も多いと思います。
例えば突然の来客時、作り置きなどしていない我が家では、毎回あたふたするのですが (特に手際が良いわけではないため…汗) 、冷凍庫に水餃子があれば、30分はしのげます!
冷凍のまま熱湯に入れ、5〜10分茹でてザルにあげるだけ。その合間に他の料理や準備ができますし、テーブルに並べるだけで、ツルンとプリプリな姿は見映えもするため、「おおー美味しそう!」と手際良く“魅せる”ことが可能なのです (笑) 。
また、お皿に盛り付けるだけで、野菜など添え物も不要。むしろビールやスパークリングなど泡もののドリンクとも相性がいいので、ウェルカムおつまみとしても優秀ですよ!

日本一! との呼び声も高い、ミシュラン掲載の水餃子。

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最初にご紹介したいのは、横浜中華街にある『山東』の水餃子。
モッチモチの分厚い皮と、ジュワッと溢れ出る鹿児島「もち豚」の肉汁は、他では味わえない美味しさで、私にとっては日本一好きな水餃子です。

中華街にある店舗でも、水餃子を頼まない人は見当たらない! というほど常連さんやファンも多いお店。

2015年版の『ミシュランガイド横浜・川崎・湘南』では、中華街から初めて『山東』が選出され、「ビブグルマン」のカテゴリーで掲載されました。

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山東省出身のママが作るお店の味が、そのまま自宅に届くのが魅力で、ポイントは特製ココナッツ入りのつけダレ。
お取り寄せでは、 (写真のオレンジ色の) 特製ココナッツがセットで入っているので、ご自宅の醤油に合わせるだけで、お店の味わいが再現できます。

お店ではノーマルタイプ (白) しか食べられないのですが、オンラインショップでは、「セロリ水餃子と桃肌水餃子」 (緑とピンク) も販売。
日本ではなかなか見られないカラーで、ホームパーティでもテンションが上がります!

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■Products
セロリ水餃子と桃肌水餃子20個 (10個入り2パック)  特製ココナッツだれ付 ¥1,830 (税込)
水餃子20個 (10個入り2パック)  特製ココナッツだれ付 ¥1,740 (税込)

■Shop
山東
https://santon.shop-pro.jp/

おいしくて、美容効果まで!? 個性豊かな4種の水餃子。

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個人的にお取り寄せしている回数でご紹介していくと、お次は『按田餃子』の水餃子。
代々木上原の店舗にも頻繁に伺っていて、ランチでは「水餃子定食」、夜は水餃子をおつまみにいただいています (二子玉川店もあり) 。

こちらの水餃子も数々のお取り寄せ特集で紹介してきた傑作で、ミシュランガイドにも掲載されている水餃子店。

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自家製の皮は、美肌効果や血液浄化に効果があるといわれている有機ハトムギを殻ごと粉末にして配合し、具材によって国産の豚肉と鶏肉を使い分けた4種類の味わい自慢です。

写真は、「豚 カレー風味と人参」と、「鶏 白菜と生姜」で、ほかに「鶏 香菜と胡瓜」「豚 大根と搾菜」もあり。

どれもじんわりと滋味深い味わいで、しっかりと味が付いているので、そのまま召し上がるのはもちろん、別売りになっている「按田餃子のタレ」を付けるのもおすすめです。
冬は冷凍のままお鍋に入れて愉しんだりするのも◎。

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店頭では、オリジナルの調味料やシュールでセンス抜群なグッズなども並ぶので、機会があればぜひ立ち寄ってみてください!
お店は並んでいることも多いのですが、入り口右側には持ち帰り専用の窓口もあり、こちらでも冷凍餃子やお惣菜の購入が可能です。
■Product
按田餃子セット (40コ)  ¥3,456 (税込)

■Shop
按田餃子
http://andagyoza.shop-pro.jp/

和歌山で人気の食堂が作る、つるんとモチモチの水餃子。

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最後は和歌山県和歌山市にある『食堂ことぶき』の水餃子。

もともと同じ場所で人気のオーガニックカフェを営んでいたオーナーが、戦後より祖祖母と祖母が代々営んできた「寿食堂」の名前を受け継ぎ、昔ながらの食堂としてリスタートしたのが『食堂ことぶき』です。

人気の水餃子は、ご近所の『福助製麺所』さんが作るオリジナルの皮で包んだ「ふくふくつるんと水餃子」 (上の写真・右) と、独自の配合で手作りした皮で、お肉の手切りにこだわった具材を包んだ「ことぶき手ごね水餃子」の2種類。 (上の写真・左)

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「ふくふくつるんと水餃子」は舌の上をツルッと滑るような食感がクセになる味わいで、お子さまにも人気なのだそう。

「ことぶき手ごね水餃子」は、国産小麦をブレンドした生地を、手でこね、寝かせて、モチッとした食感を引き出しています。

タレは黒酢、辛味噌の2種類が付いています。
個人的には、口に入れると肉の甘みがジュワッと広がる「ことぶき手ごね水餃子」がお気に入りですが、「福」のタグが付いた「ふくふくつるんと水餃子」も可愛いく捨てがたいところ。

オンラインサイトではほかに (冷たいまま美味しく食べられる) 「台湾カステラ」も販売中なので、こちらもぜひチェックを!
■Products
「ふくふくつるんと水餃子」 (10個入)  ¥980(税込)
「ことぶき手ごね水餃子」 (10個入)  ¥1,150 (税込)

■Shop
食堂ことぶき
https://kotobuki0815.thebase.in/

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WRITER
藤井 存希 - Fujii Aki -
editor/writer
大学時代に受けた官能検査で旨みに敏感な舌を持つことがわかり、国内・国外問わず食べ歩きを続けること20年。出版社を退職後、雑誌やwebで食にまつわる記事を執筆中。 年間600食以上外食でも、おいしいもののために足を使って情報を集めるため、高校時代から体重が変わらないのが唯一の取り柄。