meeth美肌辞典 - ビタミンC

みなさん、こんにちは。
meethラボスタッフの中井です。
本日はビタミンCについてお話します!

日常で、ビタミンCはビタミンの中で一番耳にすることの多い栄養素ではないでしょうか。
ビタミンCは耳馴染みがあるので、比較的取り入れている方もいらっしゃるのではないかと思います。

例えば、紫外線で受けたダメージを緩和してくれたりと、太陽を浴びた後のケアとして、シミを作らないために化粧水や美容液、パックなどで取り入れているという方も多いのではないでしょうか。

ビタミンCは、メラニン色素の生成を抑えたり、できてしまったシミを薄くしたり、色素沈着を抑制してくれる効果があるので、それは正しいケアです!
ただし、それだけではないのがビタミンCのすごいところ。
ここからもっと詳しくご説明していきます。

日々生活していると、お肌は空気に触れているので、酸化されます。このお肌の酸化は、多くの方が悩まれている毛穴が黒ずみの原因です。また、酸化によって、お肌が乾燥します。それによって、毛穴が開いてお肌がたるんだり、ターンオーバーが遅くなり、透明感も失われます。
そんな時こそ取り入れたいのが、抗酸化作用のある「ビタミンC」です。

また、乾燥やホルモンの分泌によって出てきた皮脂などが酸化することによっても毛穴のトラブルやニキビの原因になります。
ビタミンCは皮脂分泌抑制作用もあるので、炎症やニキビを悪化させないためにも必要な栄養素となります。

お肌の酸化は、美肌の最大の敵ですね。
そうならないために、お肌を酸化させないことが大事です。

また、ビタミンCは、お肌の糖化も防いでくれます。
酸化は聞いたことがあるけれど、糖化はあまり耳馴染みがないかもしれません。
「糖化」とは体の中でタンパク質や脂肪が余分な「糖」と結びつくことです。
お肌が糖化すると、肌がくすんで見えたり、お肌がごわついてしまいます。
肌の老化の原因は「酸化」7割、「糖化」3割と言われています。となると、抗糖化も無視できないのです。
さらに、ストレスを感じている方は、よりビタミンCが不足しやすくなってます。
強いストレスを感じると、通常約8倍のビタミンCが大量消費されてしまうといいます。睡眠不足や疲労が続く、強い不安を感じる、風邪などをひきやすいと感じている方は、ビタミンCが人よりも多く消費されており、ビタミンC不足になっているかもしれません。
もちろん、喫煙なんかもビタミンCを大量消費するので要注意。

また、ビタミンCは別名「アスコルビン酸」ともいわれており、コラーゲンの生成を助け、セラミドの合成をサポートする役割があります。
これはお肌のハリ・弾力を保つうえで非常に重要です。
セラミドの大切さは前々回の記事でお伝えしていますね!


このように、いつまでも、引き締まった美肌を保つうえでビタミンCは必須なんです。

ビタミンCは取りすぎてしまったとしても必要な量以外は尿として排泄されます。
逆を言えば、体の中に常にビタミンCがある状態にするには、1度にたくさんとるのではなく、1日何回かに分けて小まめに摂取することが大切です。
よく美容家の方なども雑誌やテレビなどでおっしゃってますね。
ビタミンCのサプリも美容液もたくさん存在しますし、果物などの食べ物からも取り入れやすい成分なので、積極的に取り入れてみてください!
WRITER
Rinoko Nakai
大阪出身。大学で化学を専攻しており、meeth入社を機に上京。 touch up lab スタッフとして働きながら、meethの商品開発にも携わっています。 美肌を支えるスキンケアアイテムをたくさん開発したいです。 美容とワインが好き。