秋山具義の相談ごはん 第7回『マッチングメニューで、2人の相性を診断しましょう』

Case 07 // 20代後半 女性 会社員より

マッチングアプリで気になった男性と2回ご飯に行きました。その後、彼から「また行きましょう」と連絡が来ました。ですが、あれから連絡頻度が減り、ご飯に行く話も流れてしまいました。これって脈なしでしょうか?こちらからご飯に誘うのはダメですかね? もし誘うとしたら、お互い和食が好きなので、和食のお店にしようかと思っていますが、都内でお勧めの和食店はありますか?

お答えします。

「こちらからご飯に誘うのはダメですかね?」とありますが、その男性のことを、“ものすご〜く好き♡”というわけではなくて“気になっている程度”なんですから、待っていないで気軽に誘った方がいいと思います。

お互い和食が好きということですので、恵比寿の『創和堂』をオススメします。
こちらは、渋谷の居酒屋の名店『酒井商会』の系列店で、居酒屋と言っても、広く明るくきれいな空間で、料理も高級割烹に負けないクオリティーでなんでも美味しいんです。

そこで、2人の相性を診断する方法『マッチングメニュー』を伝授します。
これから付き合うことになったり、結婚することになった時に、大事なことの一つに食事の趣味が合うかどうかということがあります。ですので、早いうちに食事の相性が合うのかを知っていくことが重要です。
『マッチングメニュー』診断の前に料理のメニューを見ながらいくつかオーダーします。ぼくが必ずオーダーするのは、雲仙ハムカツ、いか焼売、黒岩土鶏のつくね、季節の茶碗蒸し、〆の五島うどんです。

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お酒を飲みながら、料理を食べながら、ここで相性診断『マッチングメニュー』タイム!
メニューの中の「原始焼」と「土鍋ごはん」のところを見てください。どちらも季節によってメニューが変わるのですが、6月に行った時の「原始焼」は、鰻、のど黒、ヤングコーンの3種類で、「土鍋ごはん」は、とうもろこしと塩角煮、白海老と新蓮根、真鯛と新生姜の3種類でした。

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これをお互いに見られないように「原始焼」と「土鍋ごはん」でそれぞれ1位から3位まで“食べたい順位”をスマホのメモに書きます。書き終わったら、それをお互いで見せあうのですが、そこで食べたい料理がばっちりとマッチングすれば長く付き合っていける可能性が見えると思います。

付き合って、結婚したらこれから50年間食事を共にするかもしれないので、食べたい料理がマッチングするに越したことはありません。

まぁ、バラバラだったらそれはそれで楽しめたりもするので、デートのエンタメとしても「マッチングメニュー」やってみてはいかがですか?

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WRITER
秋山 具義 - Akiyama Gugi -
1966年秋葉原生まれ。1999年デイリーフレッシュ設立。広告を中心に様々なジャンルのデザインを手掛けるアートディレクター。食べログ グルメ著名人。 インスタグラム gugitterではB級から高級グルメまで投稿し、ストーリーズでたまにやっている恋愛相談は、名だたる女優たちにも大人気。 著書に『ファストアイデア25』『世界はデザインでできている』がある。