meeth美肌辞典 - 異性化糖

meethの保水といえばこの成分 “異性化糖”

みなさん、こんにちは。
meethラボスタッフの中井です。今回から始まりました連載「meeth 美肌辞典」

meeth御用達の成分や、いま注目の成分などを詳しくご紹介していきます!
これを読むだけで美肌になれちゃうかも?!というのは冗談ですが、そのくらいの気持ちで、タメになる記事を目指して執筆していきますので、ぜひ読んでみてくださいね!


さて、第一回の今回は『異性化糖』です。
みなさんは、meethも様々な製品に配合している『異性化糖』という成分をご存じでしょうか?

異性化糖は、植物性 D-グルコースというブドウ糖を原料とした、100%自然由来の成分です。
優れた保湿持続性を持つ成分で、なんと72時間も保湿が続くといわれております。

ヒアルロン酸やコラーゲンなどの保湿成分と違って、なんと汗をかいても、洗顔をしても保湿成分としてお肌に留まります。
顔を洗ってもお肌に留まってくれるなんて、すごすぎる.....!
こんなにも長時間保湿が続く理由は、異性化糖の構造にあります。

異性化糖の一部が、肌やケラチンの角層内に存在する “リジン” というたんぱく質と結合することによって、お肌に留まります。

その結合は、アミド結合と呼ばれるのですが....ちょっと難しくなってきましたね。
少しわかりやすくすると、髪のエクステをイメージしてみてください。
髪の毛に編み込んでいくエクステは、頭をかいても、髪を振り乱しても、髪を洗っても....取れないですよね。
異性化糖は、編み込みエクステのように、リジンと結びついてお肌の角層部分にとどまってくれるんです。だから、長時間保湿が続くんですね。
記事の冒頭で、「72時間保湿が続く」と言いましたが、お肌の落屑(らくせつ)の周期が72時間だからです。落屑(らくせつ)はいらなくなった肌表面の角質が皮膚からはがれ落ちることを意味します。

さらに、異性化糖の構造は、肌の表皮にある天然保湿因子(NMF)の構造と似ています。構造が似ているので、肌なじみもいいのです!


さて、ということで今日はここまで。
お肌が敏感な方、お肌が乾燥しやすい方や、保湿をしてもしても乾燥を感じる方にぜひ使っていただきたい最強の保湿成分「異性化糖」をご紹介しました!

次の連載もお楽しみに!


Illustrator:KOTOMI FUJIWARA
WRITER
Rinoko Nakai
大阪出身。大学で化学を専攻しており、meeth入社を機に上京。 touch up lab スタッフとして働きながら、meethの商品開発にも携わっています。 美肌を支えるスキンケアアイテムをたくさん開発したいです。 美容とワインが好き。