大人の小粋な贈りもの図鑑 FILE4 ギタリスト・村治佳織さんが選ぶグラス
2023.01.20
大切な友人や家族、そしてお世話になったあの人へ。
気持ちを伝えたいとき、どんなものを贈りますか?
受け取った相手を笑顔にするこだわりのセレクトを、贈りものの達人に訊きました。
気持ちを伝えたいとき、どんなものを贈りますか?
受け取った相手を笑顔にするこだわりのセレクトを、贈りものの達人に訊きました。
贈りものFILE4
〈イッタラ〉/ウルティマ ツーレ オールドファッション Sサイズ 3,630円 (税込)
イッタラ表参道ストア
住所:東京都渋谷区神宮前5-46-7 GEMS青山クロス1階
TEL:03-5774-0051
https://www.iittala.jp/
*ほか各地に店舗あり
イッタラ表参道ストア
住所:東京都渋谷区神宮前5-46-7 GEMS青山クロス1階
TEL:03-5774-0051
https://www.iittala.jp/
*ほか各地に店舗あり
SELECTOR PROFILE
村治佳織(むらじ・かおり)
15歳でCDデビュー。フランス留学を経てソロ活動を展開。国内外の主要オーケストラとの共演を多数重ね、2003年英国の名門クラシックレーベルDECCAと日本人としては初の長期専属契約を結ぶ。DECCAからはCD14枚、DVD2枚をリリース。2017年から『J-WAVE『RINREI CLASSY LIVING』ナビゲーターを4年間担当し、テレビ番組などの出演なども多数。2018年にリリースしたアルバム『シネマ』は、2回目のゴールドディスク大賞を受賞。2021年公開の吉永小百合主演映画『いのちの停車場』ではエンディングテーマを作曲した。
http://www.officemuraji.com//
Instagram: @kaorimurajiofficial
村治佳織(むらじ・かおり)
15歳でCDデビュー。フランス留学を経てソロ活動を展開。国内外の主要オーケストラとの共演を多数重ね、2003年英国の名門クラシックレーベルDECCAと日本人としては初の長期専属契約を結ぶ。DECCAからはCD14枚、DVD2枚をリリース。2017年から『J-WAVE『RINREI CLASSY LIVING』ナビゲーターを4年間担当し、テレビ番組などの出演なども多数。2018年にリリースしたアルバム『シネマ』は、2回目のゴールドディスク大賞を受賞。2021年公開の吉永小百合主演映画『いのちの停車場』ではエンディングテーマを作曲した。
http://www.officemuraji.com//
Instagram: @kaorimurajiofficial
フィンランドの旅で出合ったグラス
今回のセレクターは、ギタリストの村治佳織さん。大の旅好きで、プライベートでも仕事でもこれまでさまざまな国や場所を訪れてきました。フィンランドのライフスタイルブランド〈イッタラ〉の「ウルティマ ツーレ」シリーズのグラスに出合ったのは、フィンランドとノルウェーを旅したときのフィンエアー機内でのこと。グラスがビジネスクラスで使用されていて、手に取ったときの感触の良さにとても惹かれたのだそうです。それから機内販売のリストの中に同じものを見つけ、購入して持ち帰りました。
「あとで日本でも購入できることを知りましたが、良き旅のなかで購入したという思い出ができ、マイ・ファ一スト・ウルティマ ツ一レは機内で購入して良かったです」(村治さん)
それから村治さんは、楽しいお話を聞かせてくれたり、歩みを見守ってくれたり、導いてくれる人生の先輩へ、日頃の御礼を伝えたいときのギフトとして、「ウルティマ ツーレ」のグラスを選ぶようになりました。
独創的な表面デザインと存在感あるシルエット
フィンランド南部に位置するイッタラ村の小さなガラス工場として、1881年に創業した〈イッタラ〉。生活のなかに自然と溶け込む美しいデザインのガラス製品の数々は、時代を超えて世界中の人びとを魅了しています。「ウルティマ ツーレ」は、フィンランド北部のラップランドの氷が溶ける様子にインスピレーションを得て、巨匠タピオ・ヴィルカラがデザインを手掛けたシリーズです。独創的な表面は唯一無二のデザインで、長い時間をかけて生み出されました。
「表面はつるっとした感じではなく、細かい柄が施されていて、不思議に皮膚に吸いつく感じがしました。その感触の良さは所有して数年経った今も感じます。グラス下部に向かって少し広がっている形状もよく、底部に付いている丸い突起も可愛らしいです。すっくと美しく立つ樹のようなシルエットは、1つのみでも十分存在感があります。お渡しした方から、“氷を入れるとより美しい”と、グラスの楽しみ方を改めて教えてもらったこともありました」(村治さん)
自身も長年愛用していて、旅の思い出が刻まれたグラスは、少し特別なギフトにぴったりだそうです。そのときのエピソードをお話ししながらお渡しすると、「佳織さんの旅を少し追体験できた気になった」と喜ばれています。
photo:Kengo Motoie
text:Yuuki Yamaguchi (euphoria factory)
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