Skin news #003 - 紫外線ケア

こんにちは!
meethスタッフの薬剤師、さえこです。

今回はそろそろ気になってきた、紫外線についてお話しします。

紫外線の怖さ

肌老化の主な原因は、なんだと思いますか?
加齢による自然老化?紫外線による光老化?

・・・

実は約8割が光老化による影響と言われています。
つまり、紫外線対策が大切!


日焼け止めの選び方

日焼け止め成分の種類は大きく分けて2種類あります。

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■ 紫外線吸収剤
化学的にエネルギーを吸収し、紫外線が皮膚の細胞に浸透するのを防ぐ。

<メリット>
少量で紫外線防止効果が高く、きしみにくく、白浮きしにくい。
使用感がライトで使いごこちが良い。

<デメリット>
肌の上で化学反応が起こるので、敏感肌の方には刺激になることがある。
化学反応で効果が弱まるため、こまめに塗り直しが必要。


■ 紫外線散乱剤
物理的に紫外線を反射させ、散乱させる。

<メリット>
化学反応が起きないため肌にやさしく、敏感肌の方に使いやすい。
サンゴ礁への影響が少ないと言われている。
化学反応が起きないため、日焼け止め効果が持続しやすい。

<デメリット>
きしんだり、白浮きがしやすく、使用感があまりよくない。
吸収剤と比較して、日焼け止め効果が低い。

日焼け止めの使い方

皮脂や汗、摩擦で、塗った日焼け止めは徐々に落ちているので、こまめに塗り直す必要があります。
特に顔では、頬骨あたりが一番日焼けしやすい部分です。
メイクをする前に重ね付けしたり、お化粧直しのたびに塗りなおすなど、念入りにケアしましょう。


毎日使うべきものなので、自身が使い続けやすいものや、使う場所に応じて選んでしっかり紫外線対策して老化を抑えましょう!
WRITER
Kono Saeko
meethではたらく薬剤師。
主に商品企画・開発や品質管理を担当。
化粧品成分上級スペシャリスト、化粧品検定一級、薬機法管理者、宅建士の資格を持つ。