Skin news #002 - 花粉による肌荒れ

こんにちは!
meethスタッフの薬剤師、さえこです。

2回目の連載記事の今回は花粉で肌荒れする原因と対策についてお話します。
(私は絶賛花粉症発症中でつらいです…)

花粉で肌荒れする原因は?

① 季節の変わり目でバリア機能が低下しやすい時期だから。
② 花粉が外的刺激になるから。


バリア機能が低下すると...
内からの水分を喪失してうるおいがなくなり乾燥してしまったり、外からの微生物や菌などの異物が侵入しやすくなり、肌荒れやニキビなどの肌トラブルを引き起こしてしまいます。

花粉での肌荒れ対策

何といっても肌のバリア機能を上げることが大切!

① 保水、油分をしっかり補う
化粧水で肌に水分を補い、油分でしっかり蓋をして水分の蒸発を防ぎ肌を保護することで、肌のうるおいを逃さないようにしましょう。

② セラミドを補う
皮膚のバリア機能は、主に「細胞間脂質」「NMF (天然保湿因子) 」「皮脂」によって守られています。
このうちの一つである「細胞間脂質」の50%を占めているのがセラミドです。
さらにセラミドは水分を保持する機能もすぐれています。
スキンケアで取り入れやすいので、特に肌がゆらぎやすい花粉の時期はいつものケアにプラスするのがおすすめです。

③ 日焼け止めやマスク、眼鏡などで肌を保護する
そもそも肌に花粉が触れないように日焼け止めを塗ったり、マスクや眼鏡などで物理的に防御するのも有効です。
花粉の付着がしにくい工夫がされている日焼け止めなどもあるので、そういったものを選ぶのもおすすめです。


つらい花粉症シーズン、頑張って乗り切りましょう!
WRITER
Kono Saeko
meethではたらく薬剤師。
主に商品企画・開発や品質管理を担当。
化粧品成分上級スペシャリスト、化粧品検定一級、薬機法管理者、宅建士の資格を持つ。