【PRODUCT】meeth × determ ; Collagen PJ〈パジャマ〉を製造している岐阜県の工場を見学しました!

2024.03.19

先日、ラウンジウェアブランド「determ ; 」とのコラボレーションで実現した肌にも環境にもやさしい、しっとりした肌触りのパジャマ『 Collagen PJ 』の生地、そして染色を行っている岐阜のとある工場さまをそれぞれ見学しました。

生地が出来上がるまで

DSC00513.jpg たくさんの糸から生地になるところです。 DSC00492.jpg 生地がやわらかく心地良いのは、糸がコラーゲンを含んでおりやわらかいということに加えて、編み方にもこだわっているからです。針の上げ下げで甘めに編んでいます。 この機械1台で1時間に5kgほど編むことができます。 DSC00537.jpg 生地ができあがったら、ゴミやほつれがないか、生地の表と裏の両面を人の目で検査します。

生地が染まるまで

生地ができたあとは染色工場に持っていき、染色していきます。

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まずは釜の大きさに合わせて一反ずつのものを300m~400mにつなげ、精錬工程へ入ります。
この工程で色づきをよくし、ツヤが出るようにします。さらに、熱を加えることで目を縮めて生地の伸び縮みを安定させ、生地がのびにくくします。

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こちらは色目を決めるための部屋です。
この『 Collagen PJ 』のために、今回はオリジナルでダークネイビーカラーをつくりました。

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品質管理部門です。
洗濯をして縮まらないか、毛玉ができやすくないか、収縮が悪くないかなど、全てのロットに対して確認しています。

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染めむらがないように一度縫って輪の状態にし、常圧をかけて染めていきます。
染める工程だけで10~12時間もかかります。

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中間検査です。色のブレがないか、ヨゴレなどないか検査します。

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機能性の加工(柔軟性や静電気予防)を入れたのち、スチームをかけて、縮みを安定させます。さらに生地の幅を安定させ、やわらかさを出します。

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その後、生地にアイロンをかけ、最後に再度色味など問題ないか検品をしたら反を巻いて包装し、出荷されます。

こちらの生地工場に移動してから、延べ日数でいうと7日間以上かかります。

想像してた以上に工程が多く、手間がかかっているということがわかりました。より一層製品に愛着がわきますね。

ご協力いただいた工場のみなさまありがとうございました。

オリジナルで染め上げたダークネイビーカラーや生地の機能性・やわらかさにこだわった『 Collagen PJ 』ぜひお試しください。
WRITER
Kono Saeko
meethではたらく薬剤師。
主に商品企画・開発や品質管理を担当。
化粧品成分上級スペシャリスト、化粧品検定一級、薬機法管理者、宅建士の資格を持つ。