代表ソンミ インタビュー「美容液がいらない化粧水」誕生の舞台裏
肌の調子が、なんとなく揺らいでいる――
そんな時こそ、肌に本当に必要なものを見つめ直してみませんか?
必要なものだけを、シンプルに。
meethの化粧品づくりは、そんな想いから生まれました。
今回は、meeth代表・ソンミが語る『モアリッチエッセンシャルローション』誕生の舞台裏と、この1本に込められたこだわり、そして“肌が整う理由”をお届けします。
“安心して使える” だけでは、物足りなかった。
ー「肌に負担をかけずに、変化だけを届ける処方バランス」はmeeth独自の処方設計ですが、開発当初に重視されたポイントを教えてください。
SONMI
敏感肌向けの製品は、刺激がないことが大前提です。ただ、変化を感じられなければ満足感にはつながりません。たとえば「ぷりんとしたハリが出る」「目元の乾燥小じわが目立たなくなる」「透明感が生まれる」――そういった感覚的な手応えも、しっかり感じてもらいたかったんです。
なので“やさしさと実感の両立”が、私の目指す基準でした。
―開発時、最初に思い描いた「理想の化粧水」とはどんなものでしたか?
SONMI
私自身が乾燥肌で悩んできたこともあり「保湿力」は譲れない軸でした。それと同時に美容液やブースターを使わず、化粧水だけで肌の土台を整え、透明感、ハリも感じられる…少し欲張りかもしれません(笑)
美白やエイジングケアなど特定の機能に特化しない、あらゆる悩みを抱える方に手に取っていただける究極の1本をつくりたいという思いが出発点です。
モアリッチエッセンシャルローション 100mL / 150mL
うるおいを肌に注入し、結合させ巡らせるという多角的なメカニズムで、肌トラブルの根本原因となる乾燥から徹底的に守ります。
ーこれは絶対に入れたい!と考えた、こだわりの成分は?
SONMI
私は昔から、人と同じことをするのがあまり好きじゃありません。化粧品の世界でもそれは同じで、流行の成分やよくある処方にはあまり惹かれませんでした。
meethの象徴となる成分を探していた時に出会ったのが異性化糖です。当時は国内での採用例も少なかったのですが、「肌に潤いを結合させ、72時間潤いが続く」という研究データを見て、これはすごい、と胸が高鳴ったのをよく覚えています。
ー具体的に、異性化糖の魅力を教えてください!
SONMI
異性化糖は、ヒアルロン酸やコラーゲン、セラミドとは異なり、洗顔やすすぎ後でも肌の表面にしっかりと留まり高い保湿効果を発揮してくれる成分。肌のターンオーバーとともに自然に剥がれ落ちていくため、肌に負担をかけず、寄り添うような保湿が続くのが特長です。
『モアリッチエッセンシャルローション』を皮切りに、異性化糖はmeethのスキンケアにおける保湿の鍵として、今では多くの製品に配合しています。ただ潤すだけでなく、潤いを肌に定着させるための要として、私たちの処方に欠かせない存在となりました。
“美容液がいらない化粧水”と言われる理由
ーモアリッチエッセンシャルローションは、美容液がいらない化粧水 とも言われていますね!
SONMI
美容液に使用するような贅沢な成分を詰め込み、化粧水1本で肌を劇的に変えることができる製品を目指した『モアリッチエッセンシャルローション』は、マリンプラセンタ*、直接型ビタミンC誘導体**、コラーゲン***、シロキクラゲ多糖体、ヒアルロン酸****など、グレードにこだわった主役級の美容成分を25種配合しています。
処方の安定性や浸透バランスを保つのは非常に難しく、何十回も試作を繰り返しました。テクスチャーも大きな課題で、水のように軽すぎると浸透は期待できても肌に留まりづらく、とろみが強すぎると重たく感じてしまう。その間の、ちょうどよい質感にたどり着くまで、徹底的にこだわりました。
*プラセンタエキス **3-O-エチルアスコルビン酸 ***加水分解コラーゲン、サクシノイルアテロコラーゲン、 ****ヒアルロン酸Na
“美容液がいらない”の科学的エビデンス
ー水系処方での合格が難しい中、「抗しわ効能評価試験」にも通過しましたね!
SONMI
全国で開催しているPOP-UP STOREでお客さまの肌を拝見すると「meethを使ってくださっている!」とわかることがよくあります。みずみずしくハリがあり、透き通るようなツヤのある"meeth肌"という呼び方は、私たちの中でも共通言語になっています。
わたし自身の実感やお客さまの変化を見る中で「化粧水1本で十分」だと確信していましたが、やはり「美容液もブースターも不要」と謳うなら科学的根拠は必要だと思い、第三者機関で試験を実施しました。
化粧水のような水系処方での抗シワ効能評価試験は、油系処方(クリーム)に比べて合格が難しいとされていますが、「ここまで美容成分を入れているのだから、これでダメなら仕方ない」と思って試験に挑戦し、結果として、正式に合格できたことは、処方設計が正しかったと証明された瞬間でもありました。
わたしたちが大切にしたのは、保湿剤の「量」ではなく、「質」と「相乗効果」で肌の土台から整えるという考え方。それにより、乾燥による小じわを目立たなくするという確かな機能が実証されたことは、ブランドにとっても大きな自信につながりました。
—meethは水にもこだわっていますが、ベースである「水」に着目したきっかけは?
SONMI
化粧水の成分表示で最初に記載されるのは「水」ですが、それがどこの水なのかは書いてありません。化粧水を作るときに、飲み水にはこだわっているのに肌につける水を無頓着に選ぶのは不自然だと感じたんです。
最終的に選んだのは、北海道・岩内町の海洋深層水です。雑菌や汚れの届かない、海の深い場所から採水された清らかな海水であり、皮膚への浸透性や保湿性を高める働きが期待できることから、化粧品のベースとして非常に理想的な特徴を持っていると考えました。
meethではこれを単なる“水”ではなく、肌に働きかける美容成分のひとつとして位置づけ、採用しています。
2023年 北海道・岩内町から感謝状をいただき、私たちのものづくりが地域とつながる瞬間でもありました。
▷meeth ふるさと納税返礼品一覧
meethは、お客さまに寄り添うブランドでありたい。
ー今もなお、DMでお客さまと1対1のやりとりを続けていらっしゃいますよね。
SONMI
今では「使っているアイテムを聞くだけで、肌悩みが見えてくる」と感じるほど、DMを通じて多くの方と向き合ってきました。
製品づくりには強いこだわりがあります。でも、そのこだわりがお客様に伝わらなければ意味がないと思っているので、Instagramでの対話を通じて製品の正しい使い方やスキンケアへの理解が深まることで、 化粧品選びの視点も育っていき、肌悩みが減る。そう信じて続けています。
一度に多くの人をサポートできるわけではありませんが、 正しい情報が少しずつ広がることで、人生が変わる人が増えていく可能性がある。 スキンケアにはそれだけの力があると思っています。
たとえ旅しても、また戻ってきてもらえたらうれしい。
ーお客さまアンケート USER'S VOICEでは「また使いたい」という声も多く届いています。
SONMI
SNSから始まったブランドだからこそ、情報があふれる中で「他のブランドも試してみたい」と思う気持ち、すごくよく分かります。だからこそ、たくさんのスキンケアを試したうえでやっぱりmeethが合っていたと戻ってきてくださるお客様がいることを本当にうれしく思っています。
ー最後にメッセージをお願いします!
SONMI
モアリッチエッセンシャルローションを開発したのは、私が30歳のとき。それから6年が経ち、色々なアイテムを使用してきましたが、今でも私はこの1本に勝るものはないと思っています。
洗顔後、スキンケアの最初に触れるものこそ、一番大切です。
モアリッチエッセンシャルローションは、季節や年齢、ライフステージを問わず肌に寄り添うベースとなるよう設計しています。本当に肌が疲れたときに、みなさんが安心して戻ってこられる場所として、meethを思い出していただけたらうれしく思います。
ぜひ今の肌に、たっぷりと重ねて、“もちっと”するまで使ってみてください。肌がまた、やさしく応え自分らしさを取り戻してくれるはずです。
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