

体をいたわる季節のレシピ - May -
2023.05.22
移ろう季節とともに、ゆらぎ、変化する肌や体。旬の食材をとりいれ、内側からととのえるレシピを、料理家・植松良枝さんに教えてもらいました。
5月 立夏 - タコとズッキーニのパスタ
日差しもまぶしくなり、夏の気配を感じる5月。今回は、夏野菜のなかでも梅雨前にピークを迎えるズッキーニとタコをパスタに。清涼感のあるミントをたっぷりのせた、爽やかな一品です。
植松さん:ミントを料理に使うと驚く人も多いのですが、フランスでは揚げなすをミントと和えるサラダがあったり、インドではチキンカレーにミントを加えたり、実はかなり幅広く使える万能選手。今回のズッキーニとミントの組み合わせも、イタリアで鉄板なんです。
――たしかに、日本ではミントはデザートの添え物のイメージが強いですよね。「歯磨き粉みたい」と苦手に思う人もいますし。
植松さん:注意してほしいのは、今回は「ペパーミント」ではなく「スペアミント」を使ってください。「ペパーミント」を選ぶと、まさに歯磨き粉の味になってしまいます(笑)。
――なるほど! 食べてみると爽やかな風味が薬味のようだと感じました。ズッキーニやタコとも相性抜群ですね。

植松さん:ズッキーニは夏野菜のひとつですが、湿気に弱いため梅雨前がもっともおいしいんです。みずみずしく栄養価も高いズッキーニは、気温の変化が激しく体調を崩しやすい今の時期にぴったりの野菜なんですよ。
材料(2人分)
ズッキーニ 1本 約 200g
ゆでだこ 120~150g
スパゲッティ 160g
ナンプラー 小さじ1と1/2
赤とうがらし 小1本(種を除く)
にんにくのみじん切り 小1片分
スペアミント ふたつかみ
塩 適量
オリーブオイル 大さじ1と1/2
1. ズッキーニは縦半分に切ってから5ミリ厚さの半月切りにする。鍋で湯を沸かし、塩を加え(水1リットルにつき小さじ2程度)スパゲッティを袋の表示通りゆではじめる。
2. たこはぶつ切りにしてからフードプロセッサーでごく粗いミンチ状に刻む。
3. フライパンに赤唐辛子とにんにく、オリーブオイルを入れて弱火で熱し、にんにくが色づき、唐辛子の香りが立ってきたらたことズッキーニをいっしょに加えて色鮮やかになるまで炒め合わせる。

4. ゆであがったスパゲッティを茹で汁適量(お玉一杯分)とともに加えて炒め合わせ、ナンプラーで味つけして火を止める。
器に盛り、スペアミントを散らす。

植松さん:ミントを料理に使うと驚く人も多いのですが、フランスでは揚げなすをミントと和えるサラダがあったり、インドではチキンカレーにミントを加えたり、実はかなり幅広く使える万能選手。今回のズッキーニとミントの組み合わせも、イタリアで鉄板なんです。
――たしかに、日本ではミントはデザートの添え物のイメージが強いですよね。「歯磨き粉みたい」と苦手に思う人もいますし。
植松さん:注意してほしいのは、今回は「ペパーミント」ではなく「スペアミント」を使ってください。「ペパーミント」を選ぶと、まさに歯磨き粉の味になってしまいます(笑)。
――なるほど! 食べてみると爽やかな風味が薬味のようだと感じました。ズッキーニやタコとも相性抜群ですね。

植松さん:ズッキーニは夏野菜のひとつですが、湿気に弱いため梅雨前がもっともおいしいんです。みずみずしく栄養価も高いズッキーニは、気温の変化が激しく体調を崩しやすい今の時期にぴったりの野菜なんですよ。
レシピ
材料(2人分)
ズッキーニ 1本 約 200g
ゆでだこ 120~150g
スパゲッティ 160g
ナンプラー 小さじ1と1/2
赤とうがらし 小1本(種を除く)
にんにくのみじん切り 小1片分
スペアミント ふたつかみ
塩 適量
オリーブオイル 大さじ1と1/2
1. ズッキーニは縦半分に切ってから5ミリ厚さの半月切りにする。鍋で湯を沸かし、塩を加え(水1リットルにつき小さじ2程度)スパゲッティを袋の表示通りゆではじめる。
2. たこはぶつ切りにしてからフードプロセッサーでごく粗いミンチ状に刻む。
3. フライパンに赤唐辛子とにんにく、オリーブオイルを入れて弱火で熱し、にんにくが色づき、唐辛子の香りが立ってきたらたことズッキーニをいっしょに加えて色鮮やかになるまで炒め合わせる。

4. ゆであがったスパゲッティを茹で汁適量(お玉一杯分)とともに加えて炒め合わせ、ナンプラーで味つけして火を止める。
器に盛り、スペアミントを散らす。

PROFILE
植松良枝(うえまつ・よしえ)
料理研究家。旬の食材を活かし、季節に寄り添った料理を提案している。料理教室や菜園での野菜づくりも手掛け、幅広く活躍中。著書に『一度は使ってみたい野菜で、何度でもつくりたいレシピ』(プレジデント社 )など。
植松良枝(うえまつ・よしえ)
料理研究家。旬の食材を活かし、季節に寄り添った料理を提案している。料理教室や菜園での野菜づくりも手掛け、幅広く活躍中。著書に『一度は使ってみたい野菜で、何度でもつくりたいレシピ』(プレジデント社 )など。