&meal presents 美食同源 Lab. vol.4「ダイエット(結婚式)編」

2024.07.17

vol.4「ダイエット(結婚式)編」

皆さま、こんにちは。美食同源Lab.、今回のテーマは “ ダイエット(結婚式) ” です。自他にかかわらず結婚式では、とびっきりのオシャレをして臨みたいものですよね。でも、ダイエットをサボってしまい、本気を出すのがギリギリになっちゃうことも.....。そこで結婚式が多く行われるこの時期にフォーカスをあてて、今回はおすすめのダイエット方法をご紹介します。
だるい・疲れやすい・むくみやすい・食欲が出ないなどのカラダの不調が出やすいのも梅雨入り時期の特徴。これらの原因として、余分な水分や老廃物が溜まることで不調をきたす『湿邪』の可能性があります。カラダの中に「湿」が溜まることで血液の循環が滞って代謝が悪くなり、冷えを感じる。くわえて、自律神経やホルモンバランスの乱れによって気分の落ち込みだけでなく、消化機能にも影響が出てくることも。自身の体内の「湿度」を理解して循環を改善し、快適な状態になるような生活や食事を意識してみる。それがこの時期に行うダイエットのコツともいえます。
まず、専門的な言葉で「浮腫(ふしゅ)」ともいわれる“むくみ”。皮膚ないし皮膚の下に水分が溜まり、血液中の水分が血管の外に異常に浸み出した状態になります。この状態に対して効果的な栄養素は、ずばりカリウム。それを多く含む食材としては、ほうれん草・きゅうり・なす・きのこ類・海藻・豆類・鳥のササミ肉・ナッツ類・りんご・バナナといった果物、アボカドなどが挙げられます。

また併せて摂ってほしい栄養素はマグネシウムとカルシウム。カリウムを摂取しすぎるとマグネシウムが欠乏し、筋肉中に入るカルシウム量の調節機能に支障がでて、足がつりやすくなったり、体の緊張が抜けない状態になります。くわえて、カルシウムがうまく吸収されないと脳内や骨にも影響を及ぼし、爪や髪がバサバサに、皮膚は乾燥しやすくなるので、それらを予防するという効果があります。

さらにカルシウムと共にマグネシウムとカリウムを摂取することによって吸収率が向上し、細胞内のミネラルのバランスを保つともいわれているため、小魚・切り干し大根・モロヘイヤなどから積極的に摂取できるといいのではないでしょうか。
手軽にマグネシウムを摂りたい場合は、白湯やレモン水、お味噌汁に少量の”にがり”を入れて飲むのもおすすめです。

この時期には栄養素の摂取だけではなく、汗をかくことを意識することも重要です。これは余分な水分や老廃物が溜まることで不調をきたしている『湿邪』を解消する為に、カラダの中に溜まっている「湿」を出すためです。

まずは自分が以下いずれのタイプに該当するかを自己診断してみてください。

A. 軽微な運動や食事でじんわり汗がかける方

B. 緊張などで精神性発汗が多い方

C. 汗をかきづらい方


Aのタイプの方は体内水分の循環がよく汗をかきやすいので、かく汗の量に対して、水分を摂ることを忘れないようにしてください。また、汗のかき過ぎは水分不足による体内の塩分過剰(ミネラル不足)になるので、ナトリウムとマグネシウムのバランスを見直しましょう。

Bのタイプの方は熱すぎない湯温での半身浴や、バスミルクやオイルで芳香浴、低温の岩盤浴やよもぎ蒸しなど、じんわりとリラックスを促しながら汗をかくのがおすすめです。

Cのタイプの方は適度な有酸素運動やサウナ。入浴では交代浴もしくはふくらはぎまで
浸かる足湯を入浴の最後に行うことがおすすめです。

むくみ対策の栄養が摂れる食事を心がけつつ、正しく水分補給をしながら汗をかいて、
いい結婚式を迎えるよう頑張りましょう。



【星野先生の&mealおすすめチョイス】

今回はカリウムが多く含まれているメニューを中心にセレクトしました。
これらをうまく取り入れ、この時期のダイエットを成功させてくださいね。

・ブロッコリーと鶏肉の和風ポタージュ+もち麦
・きのこと帆立の旨みたっぷりクリーミーポタージュ+パン
・根菜とトロトロわかめの和風ポタージュ+もち麦
・鮭と根菜の具沢山粕汁+もち麦
・高野豆腐の本格麻婆+もち麦 など


▶️ re : touch meal選べる7食セット

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※メニューはお任せになります。
WRITER
星野 由香 -Hoshino Yuka-

パーソナルトレーナー

東海大学体育学部卒。学生時代より、人間が健康で美しくいるための人体構造に興味を持ち、西洋医学、東洋医学の両面から体の仕組みを探究。その理論とパーソナルトレーナーとしての実践経験をもとに、「ほぐし」と「ピラティス」を融合した独自のメソッド「ほぐピラ」を考案。モデルや女優などの著名人にも人気。