&meal presents 美食同源 Lab. vol.2「季節の変わり目編」

2024.06.05

vol.2「季節の変わり目編」

皆さま、こんにちは。「美食同源Lad.」の第2弾テーマは季節の変わり目です。この時期は半袖で外出するか、それとも長袖にするかで迷ってしまう日も多いですよね。今回はそんな春から夏への季節の移り変わりである今時期における、ちょっとした秘訣をお届けします。

「土用の丑の日」で有名な「土用」とは、年に春夏秋冬で4回訪れる季節の変わり目という意味合いを持ち、衣替えの時期とも重なります。つまり、気温の変動に注意が必要な時期ともいえますし、次の季節に備えて体調を整えるべき時期ともいえます。

くわえて「土用」の”土”は、五行説(古代中国の思想)によると食べ物の消化・エネルギーを作り出す「胃」と「脾」に関連する言葉とされ、これらの臓器に影響が出やすいともいわれています。もしかするとこの時期において「腸内環境」を整えることが大事だと古来の人たちも意識していたのではないかとも考えられます。
そんな腸内環境を整えるために重要なのは添加物や揚げ物などを控えること。そして、大根・キャベツ・白菜・小松菜・かぶ・ブロッコリー・わさびなどのアブラナ科の野菜を多めに摂取すること。これらの野菜には消化力の促進、免疫力アップ、血栓予防、がん予防の効果が期待できる抗酸化作用のある辛み成分「イソチオシアネート」が多く含まれます。

また季節の変わり目は甘みを欲しやすくなる時期ともいわれ、無意識のうちに白砂糖の摂取が増えてしまうことがあります。ですので、意識的に穀物や野菜(特にかぶやキャベツなど)からの甘みを摂取することを心がけながら、これらの甘みをしっかりと感じられよう 人工的な糖分を控え、舌をリセットすることがとても大切です。くわえて納豆や味噌を使った料理を積極的に食べることで「菌活」も取り入れられると、より良い腸内環境を目指せると思います。
また運動や習慣という側面からは、頭に血が上り末端が冷えやすく、気温差によっても体が冷えやすくなる今時期への対応策として、手足のグーパー運動や足浴(40-45度の温度で約15分ほど膝下を浸ける)、塩風呂への入浴などがあります。肩甲骨と胸、骨盤を回すと冷え防止に効果が期待できますので、こちらもぜひお試しください。
さあ、今日からいい夏を迎えられるよう腸内環境を整えていきましょう。

星野先生の&mealおすすめチョイス

&mealのre : touch mealのミールセットには食物繊維も豊富で、この時期にピッタリなメニュー(以下)があります。

・ロールキャベツ+もち麦
・ブロッコリーときのこのスープ+もち麦
・大根とカシューナッツのポタージュ+もち麦


▶ re : touch meal 選べる5食セット

▶ re : touch meal 選べる7食セット

くわえて「腸活」に特化したセットもありますので、こちらもおすすめです。

▶ re : touch meal 腸活5食セット


WRITER
星野 由香 -Hoshino Yuka-

パーソナルトレーナー

東海大学体育学部卒。学生時代より、人間が健康で美しくいるための人体構造に興味を持ち、西洋医学、東洋医学の両面から体の仕組みを探究。その理論とパーソナルトレーナーとしての実践経験をもとに、「ほぐし」と「ピラティス」を融合した独自のメソッド「ほぐピラ」を考案。モデルや女優などの著名人にも人気。